入浴による血行をよくする
毎日の生活の中で血行を良くするためには、入浴はまさに手軽でうってつけです。
しかし、ついつい億劫になって、疲れて帰ってきた夜もシャワーを浴びるだけで済ませて
しまいがちですが、これでは体の汚れはとれても疲れまではとれません。
シャワーだけだと、かえって体が冷めやすくなって湯冷めをしたり風邪を引きやすくなったりします。
腰痛を改善するには、少しぬるめの40 度前後のお湯にみぞおちあたりまで浸かり
額からじわじわ汗が出てくるまでじっくりと浸かります。
汗がでたら肩までサッと浸かってあがります。
湯船の中では腰への負担をより軽くするために、正座をすると効果的です。
余裕がある時には、じっくりお湯に浸かったら一度湯船から出て冷たいシャワーを浴び
またじっくり湯船に浸かりまたシャワーを浴びて... を何度か繰り返すと、
血管が拡張→ 収縮を繰り返し、血行が良くなります。
湯船の中でする体操
・腹筋を鍛えるストレッチ；膝を曲げて座り、湯船にゆっくり浸かります。
そして、大きく息を吸って、お腹を膨らませます。
次に大きく息を吐いて、お腹をへこませます。それを10セット。
それから、大きくお腹をへこませて、そのまま30秒維持します。
・お尻のストレッチ ；湯船に浸かって、足を伸ばします。
次に、片足ずつ膝をかかえ、ゆっくり胸のほうにひきつけていきます。
太ももの後ろが伸びているのを確認しながら、その姿勢を10秒維持します。
それを左右交換しながら3セット。
・お腹と背中のストレッチ；湯船につかって、ゆるく膝を曲げます。
そして、両足を抱えるようにして、ゆっくり上半身を膝のほうに倒していきます。
背中が伸びているのを確認して、同じ姿勢を10秒維持します。これを3セット。
入浴後の注意
せっかく温まっても、湯冷めをしては逆効果です。
特に、冬は脱衣所や浴室を暖房器具を使って暖かくしておくことが大切です。
水分が残っていると湯冷めするので、お風呂からあがったら乾いたタオルで
体の水分を十分にふきとりましょう。
腰やおなかを冷やさないように保温することも忘れないようにして下さい。
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