腰痛の原因は骨盤の変形にあり！
長時間デスクワークをしている人やバスやトラック、タクシーの運転手が抱えることの多い腰痛。
一体、どうして座り仕事をしている人は腰を悪くしてしまうのでしょうか？
腰痛のメカニズムは骨盤や腰椎、背骨の変形というところに起因しています。
つまり、長時間座り続けることで筋肉は緊張している状態になります。この状態が背骨に負担をかけてしまい、本来、人間を支えているS字カーブの背骨が少しずつ筋肉に圧迫されて変形していきます。
やはり、不自然な状態にある背骨は、それを支える骨盤、あるいは腰椎に負担をかけてしまうため、腰痛を引き起こすのです。
これが腰痛を招いてしまう原因であり、骨格が変形するメカニズムなのです。
筋肉の緊張がもたらす腰痛
筋肉は収縮と伸展を繰り返しています。
筋肉は力を入れるときは縮まり、力を緩めた時には伸びるというメカニズムでできています。
ストレッチが「イタ気持ちいい」と言われているのは、固まってしまった筋肉がほぐれていく過程にあるためです。
しかし、筋肉に力を入れ続けていると縮まった状態が癖になってしまい、伸ばすことが難しくなってしまいます。
腰痛を引き起こす原因に腰周りの筋肉が凝り固まってしまったという可能性もあります。
大腰筋という筋肉が背骨の左右にあります。猫背にならないように身体を引き上げたり、歩くために股関節を動かしたりするのです。
しかし、この大腰筋は緊張を与え続けることで収縮した状態が定着してしまいます。そうなると、凝り固まった筋肉を伸ばすことが困難になってしまい、腰痛が起こるというメカニズムになっているのです。
血行の悪化が腰痛を助長する
また、腰痛を引き起こす原因は筋肉や骨格だけではありません。
実は血流が悪くなることでも腰痛は悪化します。
いわゆるメタボな人やデスクワークが中心という人は腰痛を患っている事が多いです。
これは前述したように体重を支えている背骨などにダメージを与えるだけではなく、血行を悪くしてしまうことにも原因があります。
つまり、脂肪が多くなることで血管の流れが悪くなったり、デスクワーク中心の生活が血行を悪くしたりということになるのです。
血行の悪化は直接的に腰痛の悪化を助長することにもつながりますし、筋力の低下にもつながります。
したがって、日頃から暖かい格好をしたり、身体を締め付けすぎない衣服を着用したりという工夫をする必要があります。
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