ぎっくり腰とは？
医学的には急性腰痛症と呼ばれるぎっくり腰。
魔女の一撃という言い方でも知られています。
その原因は非常に多岐に渡り、椎間関節の捻挫、筋力の低下による過度な腰周りの筋肉への負担、デスクワークや運転など無理な姿勢の持続による骨格の変化、臓器や皮膚の障害などが予想されます。
つまり、ぎっくり腰に特定の原因はありません。
ただ、急性腰痛症という病名からもわかるように、急に襲ってくる腰痛をこのように呼んでいるというだけなのです。
ぎっくり腰になりやすい人。基礎代謝と体重増加に注意
ぎっくり腰は加齢と共に骨代謝が低下する事で起こしてしまいます。
腰椎症と一見関係がないように思われる基礎代謝量は子供の頃から上昇して20歳でピークを迎えます。
そして老年期になるまで基礎代謝量は低下の一途を辿ります。
腰椎症であるぎっくり腰が中高年者に起きやすいと言われる原因に「肥満」と言う内科的要因が大きく関わっています。
肥満の一種類ある内臓蓄積型肥満、この症状が悪化すれば体の全内臓が下垂させてしまいます。
つまり下垂した内臓の重みが腰椎にのしかかりやすいのは中高年であり腹囲が90以上になりそうな方、メタボリックシンドロームと言われそうな方は特に注意して下さい。
人間は自分が抱えられない以上の脂肪がついてしまうと運動機能は低下し、腰椎を支える背筋と腹筋も、徐々に付いていく脂肪に覆われると腰椎が不安定になります。
つまり、ぎっくり腰になりやすい人は体重の増加に気をつけましょう。
ぎっくり腰になりやすい人。運動不足に注意
ぎっくり腰症状が起こりやすいきっかけに運動機能低下による運動不足が関係します。
咄嗟の動きに腰に力が入らなくなり、腰が痛み、一過性で腰が痛く歩けなくなったり、腰を曲げる事も出来なくなります。
しかし、ぎっくり腰の痛みは直接的に神経痛を起こす症状ではありません。
ぎっくり腰の特徴として「短期間で緩和する」と言う特徴がありますが軽視は危険。
十分に治療しないうちから治ったと勘違いし、気付けば習慣的にぎっくり腰を起こしている方も居るようです。
ぎっくり腰の治療法に冷湿布を使われます。痛み止めの効果はありますが気休めに過ぎません。
大事なのは腰椎部に負荷をかけないと言う事で腰痛ベルトを着用し痛みが治まれば無理をせず軽く運動をして体を慣らしていく事がとても大事です。
ぎっくり腰の予防方法
予防医学的見解から診れば、痛みがない時にこそ減量が必要な方は減量をはじめ、体をひねるツイスト運動、日々のウォーキングだけでも予防できます。
このような日々の積み重ねを実施する事で、ぎっくり腰と付き合って行く必要があります。
「大きな荷物を持つ事で痛みが酷くなる」「不安定の姿勢が痛みを起こす」共通して言えるのは
膝を曲げて極力腰に負担を掛けないこと。しかし、この事をできない方が多いのです。
腰を労わってあげる心使いが完治に繋がります。
また、ぎっくり腰は自分の食生活を見直し、適正体重を守り運動を習慣化させる事で8割は緩和されます。
腹筋運動を継続的にやっていきましょう。
しかし中には末梢神経を痛めてしまう方もいますので注意が必要です。
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