ぎっくり腰が襲う！
当時は某メーカーの営業として長野県を担当していました。週末は神奈川に住んでいて、平日になると長野に向けて特急あずさに乗っと2時間半も掛けて長野に行ってレンタカーを借りて客先を周りながらビジネスホテルに泊まるという生活をしていました。
ある時、講習会の為に長野県上田市から松本市に車で1時間半ほどかけて向かって、会場に着いたので、車を降りた瞬間、腰にピキーンと痛みが走りました。
この時はまだ「長時間の車の運転で腰を痛めちゃったな〜」程度でそこまで腰痛は気になりませでした。
じわじわと悪化していく腰痛！
その後も昼間は長時間の車の運転、夜は椅子に長時間座ってパソコンに向う生活を続けていました。
そのうち椅子に数時間も座っているとジワジワと腰の奥の方に鈍痛を感じる様になり、その度に立ち上がって腰の痛みを落ち着かせて、また椅子に座るを繰り返していました。
そんな2月下旬頃のある日、朝から体調が悪く、身体が重いし、腰が痛くて椅子に座っていられない、、じわじわ襲う腰痛で冷や汗が出てくる始末。。
医務室で体温を測ると38℃近くの熱が出ていました。でも、熱による体のダルさよりも何故か腰が痛い方が辛い。。
風邪による関節痛で一時的に腰痛がひどくなったのかな！？なんて考えてました。
さすがに体調が悪すぎて会社を抜けて、都内に病院を探して向かうことにしました。
内科では風邪と診断され、整形外科ではMRIを撮って欲しいお願いしたんですが「痛み止めを出しておくので様子を見ましょう」とのことでMRIは却下されて診察はあまりにあっけなかったです。
このタイミングでMRIを撮ってもらって椎間板ヘルニアが発覚していれば自覚して腰をいたわって早く良くなったんじゃ無いかと今から思うと後悔します。
それにしても大病院の診察までの待ち時間は長い事、椅子に座っていると腰痛の苦痛で顔が歪んでました。
その後は椅子に座って腰が痛くなれば痛み止めの薬を飲んで、また椅子に座るを繰り返していました。
そしてついに椅子に座って数分で腰に痛みが襲う状態になり、クスリが手放せなくなりました・・・・・
通勤の満員電車で幸運にも席に座れたのに全く嬉しく無いし、腰痛に耐えきれず駅に着いてもいないのに立ち上がり周りの乗客はびっくりなんてのもありましたね（笑）
接骨院デビュー！神が降臨！
そんな3月11日にあの東日本大震災が起こりました。
その時は確か長野に出張中でした。震災の影響で会社も数日休みになりました。
普段は会社があるので病院にはなかなか行けないのでこの機会に何とか腰痛を治そうとネットで地元の整骨院を探して通う事にしました。
治療内容は電気治療のあとにアクロバティックな体勢で骨を鳴らされて、最後に仰向け状態から足を上にあげられて足先を下に思いっ切り押されて、死ぬほど痛いんですが立ち上がるとかなり楽になってました。
この時は先生が神に見えましたよ（笑）
そんな神からのお告げで「痛み止めを飲むと、自分の腰の痛みに気付かずに無理をしてしまって更に腰痛を悪化させる、だから薬は飲まない方が良い」と説かれました。
「先生、もう2度とクスリには手を出しません」何だか危ない薬の様ですが、、
その頃は朝起きての最初の1歩目で腰に激痛が襲って来て、痛みに耐えながら歩いていると少しずつ痛みが取れてましになるような感じで、
クスリ無しで痛みが引くまで歩いたり日常生活を送るのが辛くて辛くて朝が来るのが憂鬱になってました。
その後も一進一退で余り腰に痛みを感じ無い日もあれば椅子に座るとじわじわと腰に痛みが襲って、椅子から立ち上がっては、股関節のストレッチをしたりして痛みを抑えたりの日々が続きました。
鍼治療デビューも費用が高すぎて続かず、、
そんな中、先輩の紹介で会社の近くの鍼治療にも行きました。
1回8000円もして腰が痛いのになぜか手に針を打たれました。余り効果が感じられずその日で辞めてしまいます。
さすがに費用が高すぎて気軽には通えず、、その代わり会社近くのマッサージは保険適用で200円位と比較的安かったので会社がある日は会社帰りにほぼ毎日のように通っていました。
今思えば気休め程度だった気がしますが、、
カイロプラクティスにデビュー！その効果は？
そんな中で6月末で会社を退職して独立する事になり、5月末から有給を頂き自宅で仕事をする事になりました。
さすがに腰痛の状態で椅子に座って仕事は出来ないと思い、自宅近くで腰痛治療で有名そうな病院をネットで探しました。
自宅から電車で2駅位のところにカイロプラクティスで良さそうなところがあったので行って見る事に！
1回の費用が5000円で高いですが、続けて5回は来ないと変わらないとの事で、ここは治す為に通う事を決断！うーん、結構痛い金額だが（笑）
先生が私の体を触って驚いた様に「ここまで体が歪んでる人は初めてですよ〜」と言われました。この頃には既に深刻な状況だったんですね。
気になる効果ですが、治療後は確かに骨の歪みが整えられて何だかスッキリして腰痛が治った気がしますが、椅子に座ったりするとすぐにまた元の歪んだ体に戻ってしまう感じです。
結局、5日間毎日通いましたが腰痛は良くならず、これ以上医療費を掛ける訳にはいかず通院を辞める事にしました。
ついに激痛が襲う！椎間板ヘルニア急性期とは？
その後も仕事を頑張らなければと気持ちが焦ったところもあり、腰痛をこらえて椅子に座って仕事を続けていました。
腰が痛いなんて言ってられない、頑張らないと、、そんな焦りが更に腰痛を悪化させました。
6月初旬には数分も椅子に座れないし、股関節のストレッチをしても痛みが抑さまらず、定期的にベットに横にならないと痛みに耐えられ無くなっていました。
そして、一度寝転がってしまうと腰回りの筋肉がガチガチに固まってしまって寝返りも打てなくて、起き上がる気力すら無くなってしまう状態でした。
そこから数日はほぼ寝たきり生活になりました。でも 寝ながら仕事 をしていました。
そんなある日、朝起きて立ち上がろうとした最初の1歩目で激痛に襲われ、全く身動きが取れない状態になりました。
目は動くけど体は動かせない、少しでも動かすとこの世の痛みとは思えない程の激痛。。
この時はもう完全に普通の腰痛では無い事を確信しました（笑）
次の日は最終出社日でさすがに休む訳にはいかないので、何とか歩ける様に腰を支えるベルトを買いに近くのスポーツショップに向かいました。
痛みから避ける為に、ペンギン歩きで歩幅は10cm、階段は壁に手を付けないと降りられない状態。
少しでも体を前に曲げると凄まじい激痛が体を襲います。
自転車に乗るのは激痛で足が全く上がらずにまたげない、、
サドルにお腹を置いて何とかまたいで自転車に乗る感じでした。
ほとんど寝たきりで飲み物もろくに飲んでいなかったので、帰りに自販機でジュースを買いましたが、かがむと腰に激痛が走り取り出し口まで手が届かず、取るのを諦めて帰ろうか迷った程でした。
まさに写真の様な状態です。取り出し口がこの時ばかりは遠くに見えました（笑）
ホントに思い出したくない位の激痛です。
ちなみに買ったスポーツ用の腰痛ベルトは柔軟性があって、動き易かったのですが腰の固定が弱いので余り意味がなかったです。
たった1ヶ月半でヘルニア完治させたストレッチ法とは！？
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